2020年東京オリンピックを尊厳あるオリンピックに!!

~日本から歴史のターニングポイントを創ろう!!~

知ってましたか?パラリンピックってすごい!

こんにちは。フクダミホです。

 

今日から、リオパラリンピックが開幕しましたね!

 

開幕前から、走り幅跳びでオリンピック選手を超える記録を出す義足の選手が現れていたり、

健常者と障害者という境界線が外れ、人間の無限の可能性が爆発しそうな予感がします。

 

今日は、パラリンピック旗に込められた思いについて、「おぉ」と思ったことがあったので書いてみようと思います。

 

オリンピックの5輪マークとは違う、赤・青・緑の3本の波のようなパラリンピックのシンボルマーク。何か意味があるんだろうなとは思っていたのですが、とても素敵な意思がこめられていました。

 

このマークには「スリー・アギトス」という名前がついているそうです。

 

ラテン語で「私は動き」という意味。

諦めない強い意思を表している。

 

※詳細はこちら

日本パラリンピック委員会|パラリンピックとは

 

「私は動き」

というシンボルに込められた意思。ニュースの解説者によってその意思が語られた時、

私には、開幕式でパラリンピック旗を運ぶ、二人三脚の親子の姿が、その動きの意思そのものに見えました。

 

一人では動くことができなくても、二人の力を合わせれば動くことができる。

2対が1体となって動いていました。

 

そしてさらに思ったこと。

 

障害をもつということは、人間の体の機能の一部を欠陥している、不完全という観点でとらえられることがまだ一般的にメジャーに感じるけれど

 

そもそも「人間というものは、いったい何をもって完全、健常といえるのか。」

という問題提起が、まず必要なのではないでしょうか。

 

それはさらに元をたどれば

「人間というものの定義を、肉体の形の範囲を基準にしていること」

に対しての問題提起にもつながることだと思います。

 

なぜ「人間」というものの定義が、肉体のカタチの範囲にされているのか?

それはあくまでも

「目にみえること」、「5感覚で認識できる範囲であること」

に限定された

科学的な側面の一つの基準でしかありません。

 

けれど、本来の人間はそれだけが人間なのでしょうか?

人間の心とは何なのでしょうか?

意思とは何なのでしょうか?

力はどこから生まれるのでしょうか?

 

「私は動きそのもの」であるところ

エネルギーを生み出す

その根源の力

 

目に見えない範囲も含めた、

5感覚脳で認識できる範囲を超えた

人間精神の可能性

そこに、本来の人間というものの定義の基準を上げる必要があるのではないでしょうか。

どんな存在でも、一人ひとりが、真の尊厳そのものであること。

 

その人間に対するイメージの変化から生まれる、美しい関係性、

スポーツの祭典で終わらずに、心がひとつにつながり、個性の花が開く、歴史最高に美しい尊厳オリンピックを、2020年の東京で、つくっていきたい!

 

そこから新しい文化文明をつくりたい!

 

人類歴史で育まれてきた意志、オリンピックに込められた意志。

そして今、私たちは何を変化し、どんな未来をつくっていきたいのでしょうか?

 

リオパラリンピックの開幕式を通じて、改めて決意と気づきをもらいました。

 

 

今日はかなり、哲学的になってしまいましたが・・・

 

背景を知ること、形になる前の意志を知ることは

深い気づきと感動につながってしまうものですね!

 

それでは

今週も、世界中のみんなに、たくさんの感動が訪れますように!!

 

2016年9月8日(木) 

日本の美しさ 日本人の美しさ

みなさま

こんにちは!共同代表のすなおです。

私は、2020年の東京オリンピックを、日本人の素晴らしさを世界へ向けて表現する大きな機会にしたいと思っております。

 

もちろん、オリンピックという性質上、スポーツにおいて競い合うということが前提です。

 

でも、オリンピックを創るのは出場する選手達だけに限ったことではありません。素晴らしいオリンピックを創るには、ボランティアスタッフなどで関わるたくさんの人たちの協力も必要です。

 

ボランティアに参加する日本人が外国の人たちに対してどんなあり方、行動を示すことが出来るのか。

美しい・優しい日本人のあり方を示すことで、何か深いところで感じてもらえるものがあるはずです。

どうやって日本人のよさを感じてもらうか。どうやったら日本人のあり方を示すことが出来るか。これから、オリンピックの開催までの間に、色々と考えていきます!

とにかく、日本の良さを表現できる、そんな祭典にしたいと思います。

 

今日はここまで!では。

おもてなし

こんにちは

村田優子です

 

毎日、オリンピックで活躍している選手のニュースで、暑い夏が

より盛りあがっていますね。

日本人は、世界でも屈指のオリンピック大好き民族だそうです。

 

さて、次回は、東京オリンピック

おもてなしというキーワードが、2020年日本開催に決定したと感じてらっしゃる方も多いと思います。

リオの開催前の様々なニュースを聞いていて、おもてなし東京オリンピックの成功に向かって、オリンピック大好き民族が、団結していく2020年を創りたいとかかわらせていただいています。

 

民族という単語に私は違和感を感じました。

なぜかなって考えたら、普段他の民族と関わらなくてもほぼ生活していける環境に日本はあるのだな、と気づきました。

 

それで、海外の人におもてなしをしようとしても、日本人の価値観によるおもてなしをしてもそれは、通じないのかもしれない。

 

最近サマーワ自衛隊の活動をされたかたの本を読んでいましたら、

少しのお菓子でも、そこにいる人全員に味がわからないほどの量になっても、

皆さんに渡すほうが喜ばれたと書いてありました。

 

また、日本が海外の観光客を取り込もうとして力を入れたのが、交通の便をよくすることだったと。

けれど、本当に行くだけの価値のあるところであえば、どんな手段を使っても、たくさんの観光する人が世界中から訪れているそうです。

 

単一民族であることが、海外の人に対する対応の仕方、多様性を理解しにくい理由ではないかなと感じました。

 

様々な国の代表として東京に来られるチャンスに、私たちも海外のことを学んで、本気の日本のおもてなしで日本のよさを感じてもらい、また、次回は日本に学びに来たいと思ってもらえるようなくらいの感動を持って帰って欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

チームプレーに見る尊厳

チームプレーに見る尊厳

尊厳オリンピック共同代表の鈴木玄太朗です。

今回も尊厳という、いかにもカタ〜い感じの言葉についてイメージを深めてみたいです。

地球の裏側、リオではメダル獲得続きですね。

そこで、選手と私達の関係、競技が行われている状況というのを少し角度を変えて捉えてみます。

日本という国全体を背負い、個人として(或いはチームとして)プレーする。その個人と応援する日本全体との繋がりについて。

選手は、競技人生を、目標を掲げ、プレーに一点集中します。そしてその想い、プレーが日本全国に向けてテレビを通して行き渡る。そして応援する人それぞれの人生を重ねた想いが、選手に届けとばかりに、テーブルを叩き、歓喜の声をあげる感動の涙となる。

その、国からの応援→選手達のプレー→感動、の関係。

個と全体が1つになる、国全体がチームとなる時、そのチームプレーの美しさ、日本全体の尊厳の叫びがそこに生まれているんだと思うんです。

そしてそこには、オリンピック憲章にも語られる、人間の尊厳と平和な社会の確立を奨励する事を目的とするオリンピズムが現れているのだとも思います。

この、選手と国、という個と全体のイメージを更に超えて、オリンピックとそれを応援する全世界の人々、という関係で捉えた時、その時に気付く人間全体が1つになったその尊厳の叫び。それが広がっていく事によって、オリンピックはオリンピズムにある平和を実現させる目的に近づいていくのではないでしょうか。

2020年の未来、世界全体のチームプレーの尊厳を想いながら、また夜更かしです。

オリンピックがおもしろい! その2

みなさま こんにちは

東京尊厳オリンピック実行委員会共同代表のイシヅカマサコです。

リオデジャネイロオリンピック、始まりましたね!

体操での団体金メダル、3位からの逆転劇、本当に素晴らしかった!

表彰台に上がれた選手も、そうでない選手も、選手を支える周りの方々も含めて、どれだけの意志や努力が蓄積されてオリンピックに参加しているかを想うと、胸が熱くなります。

 

さて今回も前回に引き続き、近代オリンピックの父、クーベルタン男爵について。

当時の時代背景から、状況を打開するには教育を改革するしかない、と思った彼は、見聞を広げていくなかで、“服従を旨として知識を詰め込むことに偏った教育”ではなく、スポーツを取り入れた教育に活路を見出します。

 

クーベルタン男爵は、オリンピックのあるべき姿(オリンピズム)として次のように謳っています。

 

*******

「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」

*******

 

http://www.joc.or.jp/olympism/coubertin/

 

美しいあり方だな、って思います。

 

1896年に第1回大会がギリシャで開催されてから、120年。

私たちは、平和でよりよい世界の実現に近づいているのでしょうか。

今のままで、実現するのでしょうか。

 

続きはまた

 

2016年8月10日

石塚雅子

商業、経済、尊厳

こんにちは!

ゆうくんです。

 

 

リオ五輪も開催まであと2日となりました。

開会式が近年五輪と異なり、

豪華でないアナログな開会式になるとのことです。

現在のブラジルの状態では、致し方ないと思います。

 

 

五輪誘致と開催には、多大な金額が掛かりますが、

元々は1984年ロサンゼルス五輪がショービジネス化して、

大成功を収めました。

 

そして「オリンピックは儲かる」の認識が広まり、

開催にあたって国を挙げての競技レベル、政治力、経済力が必要となり、

候補都市の激増、誘致でも莫大な金額が投入されるようになってきました。

2004年アテネ五輪が、後のギリシャ危機の一因になったとも言われています。

 

 

施設や交通網の整備等で、ある程度の金額がかかるのは当然ですが、

見た目の豪華さだけ競うのではなく、

競技者、オリンピック関係者から、あらゆる職業の人々が、

思いやり、尊厳をもって各国からの観戦者に接していくことが、

これからの五輪には必要になってくると感じています。

 

一部の企業の思惑や国の威信を越えた、

境界線がない誰もが楽しめる五輪が必要ですね。

 

 

またお会いしましょう(^^)

2016.8.3

 

今の時代に必要な変化とは?

尊厳あるオリンピックを創りたい!みなさまこんばんは。共同代表の塚崎真美です。

 

2016年はVR(Virtual Reality:仮想現実)元年ともいわれていますが、

VRのヘッドセットを体験した方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

また、今大ブームになっている「ポケモンGO」は現実のロケーションと連動する

AR(Augmented Reality:拡張現実)の要素を取り入れたゲームですよね。

世界で1億ダウンロード、日本国内では配信から3日後の時点で1000万件を超えたといわれてます。

 

このように、今年に入りすごい勢いで、AI(人工知能)やVRやAR、3Dプリンターなど・・・

急速な技術の進化と普及が話題になっていますね。

 

今、私たちのライフスタイルは大きく変わろうとしています。

 

今までも、ポケベル、携帯電話、PC、スマホなど、道具や技術の進化を繰り返してきましたが、

今までのように単純に道具をうまく取り入れればいいだけの話ではなく、

「人間そのものの変化」を要求されている時代のように思います。

 

なぜなら、人間より優れたAIの登場やVRやARの普及によって、

今、人間は3大危機に直面してると思うのです。

 

 

①雇用の危機:人間より優れているAIの方がよっぽどいい。

       人間の仕事がなくなる。人間にしかできない仕事って何?

 

②人間の尊厳の危機:人間とは何なのか?人間の尊厳とは?

 アイデンティティの危機ポスト身体時代に、自分とは?

 

③教育の危機:既存の暗記教育ではAIに勝てない。

       西洋出発の学術の限界

       知識を積み上げても「正しく知る」とは何か?

                         現実とは何か?

       実は何もわかってない。

 

どうでしょうか。人間、このままではヤバイですよね。

 

 

経済産業省VRやARの普及において、

2020年東京オリンピックパラリンピックの開催に向け、

観光やまちづくりの環境整備の必要を伝えてますが、

 

本当にこの4年で何より急務に取り組むべきは、

人間からではないでしょうか。

 

 

前回もお伝え致しましたが、

わたしたちは、

「ものづくり」から「人づくりへ」

 

本質的課題を解決し、人間そのものが大変化する教育が

日本で完成しています。

 

私たちは、この時代に世界中が必要とする教育と人財を

世界に輩出していきたいと思っております。

 

それが次の日本の仕事でありミッションであると

確信しているのです。

 

2016年8月2日